小紋「Cray[クレイ]/チャコールグレー」｜V&A

【柄名：Cray[クレイ]】1884年に制作された「クレイ」柄。ウィリアム・モリスが設立したモリス商会が製作したプリント・テキスタイルの中で最も高価なもののひとつでした。その理由は、大小さまざまな花の複雑なプリントが34枚の版木を使って作られたからでした。「クレイ」という名前は、かつてモリス一家が住んでいたベックスレーのレッド・ハウスの近くを流れていたテムズ川の支流のひとつから取られています。このデザインを型友禅と丹後紬による小紋に再現しております。
【型友禅】京友禅の名門で染め上げた小紋。瑞々しい彩色が繊細さを醸し出しています。
【生地：丹後紬】京都府北部・丹後地方において製織している紬です。経糸に生糸、緯糸には節糸等を使用し精錬する後練りの生地で、染色の美しさが特徴の織物です。

【お仕立て寸法】